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2009年06月 アーカイブ

2009年06月08日

心的エネルギーの方向性と性格類型

自我は、その関心を、周囲の環境である「外的世界」に向ける場合と、こころの世界である「内的世界」に向ける場合がある。主として、行為の動機を外的世界から引き出す人と、内的世界から引き出す人では、心的エネルギーの方向ひいては自我のありように差異が存在し、ここから二つの性格類型が分かれるとされた。
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外向型
内向型
心的エネルギーの方向性とは別に、「心の機能」類型というものが考えられ、それは、合理的(判断)機能と非合理的(要素的)機能の二つにカテゴライズされる。前者はさらに「思考」(区別原理)と「感情」(関係原理)に、後者はさらに「感覚」(現実性)と「直観」(可能性)に分かたれるため、合計四種類に分かれる。個人は、その精神活動において、いずれか一つの心的機能を、主要機能として使うため、四種類の心的機能による性格類型が考えられる。更に、内向・外向の心的類型と組み合わさり、計八種類の心的類型・性格類型が成立する。

合理的機能
思考型 (外向/内向)
感情型 (外向/内向)
非合理的機能
感覚型 (外向/内向)
直観型 (外向/内向)
さらに主要機能を補完するものとしての補助機能があり、主要機能とは必ず別のカテゴリに属する。たとえば主要機能が非合理的な「感覚」である場合、補助機能は合理的な「思考」か「感情」の何れかとなる。主要機能でも補助機能でもない機能は、本人のものとは自覚されず他者に投影される傾向をもつ劣等機能となる。尚、たとえば優越(主要および補助)機能が外向であれば、劣等機能は内向となる。また建設的な優越機能に対し、劣等機能はしばしば破壊的な傾向をもつ。

2009年06月13日

熱力学第三法則(ねつりきがくだいさんほうそく)とは

熱力学第三法則(ねつりきがくだいさんほうそく)とは、完全結晶のエントロピーは絶対零度ではすべて等しくなる、という定理。これはつまり、エントロピーの基準値を決めることができることを意味する。統計力学的に考えても、絶対零度では完全結晶の取りうる配置は1通りなので、エントロピーは0と考えて一致する。熱力学第三法則はネルンストの定理(熱定理)と同等といわれている。
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有限回の操作では決して、絶対零度には到達することができない、という定理。物体を冷却するにはその温度以下の別の物体と接触させる方法が一般的であるが、この場合は絶対零度以下の物体と接触させなければならない。しかし絶対零度より低い温度を持つ物体はないのでこれは不可能である。断熱膨張によって内部エネルギーを放出させて温度を下げる方法もあるが、限りなく絶対零度に近づけることはできても無限に膨張させることができなければ厳密な意味での絶対零度には到達できない。熱力学第三法則は熱力学第一法則と熱力学第二法則から導くことができるので、物理学の基本法則ではない。

ブラックホールの特異点に到達することはできない、という定理。ただし上述同様理論上は可能であるが、現実的には不可能である、という意味。

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